勃起状態が続く病気「形成性陰茎硬化症」

勃起の状態が必要以上に長く続いてしまう形成性陰茎硬化症

成人男性にとって、EDはかなり浸透した言葉で、こちらについては勃起自体が難しくなってしまったり、または勃起が維持しなくなってくるような状態に関係した症状です。

 

しかし、その全く逆の症状である形成性陰茎硬化症というものがあって、こちらは勃起の状態が必要以上に長く続いてしまうというものです。
勃起不全が発生することでデメリットは、性行為、精神的なダメージなどが考えられますが、勃起が持続じた状態が続いてしまうことで発生するデメリットは、これらの比ではないかもしれません。

 

場合によっては日常生活にすら影響が出てしまうような症状なので、男性ならばこちらの形成性陰茎硬化症について詳しく知っておきたいものです。
こちらの症状は、別名でペロニー病やパイロニー病などと呼ばれることもあって、具体的な症状は、陰茎海綿体白膜に繊維性の硬結ができてしまうことによって発生します。

 

硬結ができてしまうことによって、勃起時に痛みが感じることもありますし、陰茎に湾曲が発生してしまうこともあります。
痛みや湾曲の度合いは様々で、症状によっては性行為に支障をきたすレベルの湾曲が発生してしまうこともあるのです。

 

さて、問題の治療法ですが、一般的に行われているものは内服薬による治療です。
内服による治療については、早期発見であればあるほど高い効果を得られるようなので、病に対する正しい知識をもって、早期に専門医の診察を受けることが重要になってくるでしょう。

 

具体的には抗炎症反応のあるトラニラストという薬剤を内服して経過観察をするのですが、経過が良い場合は硬結自体が消失することもあるようです。

 

また、外科的な手術によって回復を目指す方法もあって、プリケーション法と呼ばれるものや静脈グラフト移植術というものがあります。

 

最後に形成性陰茎硬化症の発生頻度についてですが、欧米では100人に7〜8人程度だとされていますが、デリケートな部位の症状になりますので、まだまだ隠れた患者がいる可能性も十分に考えられます。

 

日本においては一般男性の発症率はかなり低いものの、透析患者に限定すると1割近い確立で発祥しているというようなデータもあるのです。
日本ではまだまだあまり知られていない症状になりますが、早期発見で早期治療に臨むことが非常に重要な病になりますので、症状についての知識をしっかりと把握しておくことが形成性陰茎硬化症の最大の予防に繋がるのではないでしょうか。

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